父 逝く

2022年5月に仙骨(尾てい骨)の圧迫骨折で(施設)自宅療養中であった。

治りかけた6月19日に自力でトイレに行こうとしたのか施設内で転倒。看護師の方が見た限り『足が変な方向に向いているので骨折していると思われます』と電話があったので救急搬送してもらった。案の定『大腿骨骨折』の診断が下った。6月24日に手術をし『手術は成功』の連絡をもらった。7月に入り『リハビリのできる病院へ転院してください』との連絡があり転院先を探してもらい7月19日に転院した。転院した2日後、転院元の病院で同部屋だった患者にコロナウィルス陽性反応者が出たため、転院先の病院で検査すると父も陽性反応が出た。もうこの頃から主治医は整形外科医から内科医に変更となっていたと思われる。コロナ感染に関しては重症化するわけでもなく体力の回復を待ってリハビリに進む予定だった。が、仙骨の圧迫骨折から数えて2か月余りが経過しており、その間寝たきり状態なのと高齢ということもあり想像以上の体力の低下がみられたようだ。痰の吸引と酸素マスク、皮下点滴などで治療を続けたがリハビリを始めるなどというところまで回復は難しい状態。9月22日に内科医の主治医と電話で『延命治療に関してどこまで行うか』で『体にメスを入れたくない、人工呼吸も喉に管を入れるのでやめてほしい』旨伝えた。これで父の体には酸素マスクによる酸素供給と点滴による水分の補給のみとなり、後は体力の低下に伴い衰退するだけとなった。それでも主治医は『1ヶ月はもちますよ』って、余命1ヶ月ってこと?10月に入り『PCR検査が陰性であったら検体摂取時から72時間以内であれば面会できますよ』との連絡があったので10月10日に面会した。その時は顔を覗き込むと息子が来たことが分かったのか口と舌が動くのだが声にならない状態で『もう長くはないな』と痛感した。その後、よくはないが体調が安定したので『看取りのできる病院へ転院してください』の連絡があり転院先を探してもらい10月25日に転院した。この時も個室だった所為か面会できたが、顔を覗き込むと分かったのか分かってないのか分からない状態だった。

11月2日9:31 看護師より状態が悪くなったとの一報が入り、仕事を急遽休み自宅に戻って帰省準備に入る。が、それ以降なにも連絡がないので取り敢えず昼食を取った。明日かな?と思っていたら12:35に看護師より血圧が50まで下がったと連絡があり『戻った方が良いですか?』に『その方が良いと思います』で準備を再開、そうこうしてるうちに主治医より電話連絡があり『11:50にお亡くなりになりました』と告げられた。まぁ、覚悟はしていたことだし不謹慎だけど葬儀社も決めてたから葬式までは滞りなく進むだろうと思っていた。ところがお願いする予定だったお寺のご住職が同一宗派の会合か何かで11月8日まで対応できないことになった。で、急遽嫁の同級生のお寺にお願いすることとなり永代供養までお願いすることにした。11月4日が友引だったため4日がお通夜の5日が告別式、火葬、初七日となったがそれは滞りなく無事終了、後は四十九日法要のみ。

 

修行してるかなぁ???